2025.07.04タニシの家づくりのご紹介④

タニシの家づくりのご紹介④

前回の投稿で、断熱性能についてご紹介しました。

今回は、「高断熱・高気密と居住者の健康寿命の関係」についてご紹介します。

健康寿命とは、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」のことをいいます。

病気や介護を必要とせず、心身ともに自立して元気に過ごせる期間のことですね。

平均寿命と異なり、健康寿命は生活の質(QOL)を重視した指標であり、ただ長生きするだけでなく、健康で充実した生活を送ることが重要視されています

 

厚生労働省の調査によると、令和4年度の健康寿命は男性で約72年、女性で約75年だったとされています。

 

 

 

この健康寿命を同じ年の平均年齢と比較すると、その差は男性で約8年、女性で約12年です。

つまり、せっかく長生きしてもおよそ10年間も日常生活に制限がある期間があるということになります。

 

また、都道府県の健康寿命を比較した調査では、鳥取県は男性72.89年(全国17位)、女性74.97年(39位)という結果でした。

 

厚生労働省では、「平均寿命の増加分を上回る健康寿命の増加」、「健康寿命の都道府県格差の縮小」を今後の目標としていて、全国で健康寿命を延ばすための取り組みが求められています。

 

 

その取り組みのひとつとしてあげられるのが、高断熱・高気密の省エネ住宅です。

高断熱・高気密の住宅が具体的にはどのように健康寿命に影響を与えるのか、次回ご紹介します。