2025.07.22タニシの家づくりのご紹介⑤

タニシの家づくりのご紹介⑤

 

今回は、「高断熱・高気密の住宅が与える住居者の健康寿命への効果」についてご紹介します。

 

健康寿命を延ばしたいというのは、みんなの願いだと思います。自分ひとりだけではなく、家族や大切な人にはずっと笑顔で、元気でいてほしいですよね。

その願いを叶えるため、「高性能な住宅」はどのような役割を果たしているのでしょうか。

 

ここでは大きく分けて、①温度による影響、②空気による影響 をご紹介します。

 

①温度による影響について

 

寒い家に住んでいると、さまざまな健康被害を引き起こす可能性があります。高断熱・高気密な住宅は、そのような被害を防ぐことができます。

特に冬に多く起こりがちなのが、ヒートショックです。冬場、暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室に移動し、さらに熱いお風呂に入るといった状況で起こりやすくなります。

急激な温度差によって起こるヒートショックは、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こし、死亡事故も多くある大変危険な現象です。

 

高性能な住宅では、高断熱・高気密の効果で家全体の温度差が小さくなるため、ヒートショックを起こりにくくすることが可能となります。

室温を一定に保つことで、起床時の温度差による血圧上昇を抑えることもでき高血圧のリスクを減らすことにもつながります。

そして、年中快適な室温を保つことで活動量の上昇の効果も得られます。寒い環境では体が縮こまり動くのが億劫になるため、自然と活動量が減ってしまうのです。

日中の活動量があがると夜もぐっすり眠ることができ、睡眠の質も向上します。小さいお子さんが冬でも元気に遊びまわることができます。

 

 

②空気による影響について

高性能な家では換気システムも大切です。換気システムが整っていると、花粉やPM2.5、ホコリなどのアレルゲンを効率よく排出できます。

これにより、室内の空気が常に清潔に保たれ、呼吸器系の症状が出にくくなるとされています。

 

また、断熱性が低いと、壁や窓が外気の影響を受け冷たくなり、結露ができやすくなります。

結露はカビやダニを発生させる原因にもなり、アトピーやアレルギーなど様々な健康被害を引き起こします。

そして結露が多いと建物の劣化は早まり、その影響は見える部分だけでなく、構造そのものにまで及びます。

換気システムで結露を防止することで、私たちの健康を守るだけではなく、大切な家を長持ちさせることに繋がるのです

 

 

このように、高性能な住宅は「ただ快適なだけ」ではなく、「病気を防ぎ、元気に長生きするための住まい」として注目されています。

株式会社タニシが大切にするのは、ご家族の毎日の笑顔です。その目標のために「高性能な家づくり」をご提案したいと考えています。